映画鑑賞

かもめ食堂を鑑賞。
淡々とストーリーは展開する。
舞台は日本ではなく白夜の国フィンランド
どこにいても悲しい人は悲しいし、寂しい人は寂しい。
人はみんなそれぞれで、とりまく環境や事情も様々。
でも等しいのは皆ご飯を食べる事。
なんだかんだ言っても人はおいしいモノのはヒジョーに弱い。
おいしいモノを口にするだけで硬くなった心もほどけていくものだ。
冒頭で主人公の小林聡美が小さい頃の話を語る。
誰にも懐かなかったノラ猫が彼女にだけは心を許し懐いていたという話。
このかもめ食堂にやってくるお客さんもまた誰にも懐かない猫ちゃん達なのかもと
私的に理解している。
おいしいコーヒーの匂いとおいしいご飯の匂い。
色んな事があるけどおいしい物を作って食べて、そして前向きにこう思いたい。
「でも大丈夫。なんとかなる。」!!