エビ

日曜の夕方、雑賀崎漁港には小さな青空市場が出る。
(平日やっているのかどうかは未確認)
明け方、漁に出かけた漁船が15時を過ぎた頃から1隻また1隻と
漁港に帰ってくる。
カモメが飛び交う中、かすかにオレンジ色に染まりつつある冬の海を
バックに漁船が入港する様はなかなかイイ風景で一見の価値があると私は思う。
スーパーでどれくらいの値段がつけられているのか詳しくは分からないが
とにかく大量にパック詰めされた魚が500円区切りの値段で売られている。
おそらくかなり安い!
どこから聞きつけたのかその青空市場が始まる頃になるとたくさん人が
集まってくる。近所のおばさん達、それから車で買いに来た人達。
どうやら今の青空市場で最もホットなアイテムは「足赤海老」のようで
飛ぶように売れていく。お一人様2パックまで!と張り紙が必要なくらい
ひとりで何パックも購入する人がたくさんいる。
有頭足赤海老9〜10尾が1パックで700円。お値打ちだ。
私も2パック購入。
とれたて、パック詰めしたて、露店、活気などなど購買意欲を刺激する
数々の条件が揃っていてその場にいるだけでも楽しい。
漁師のおっちゃんと仲良くなるとその場で直買いも可能なこの漁港。
冬のお鍋に新鮮なお魚が欲しいときは是非足を運びたい場所である。