もっと長文ですが何か!?

那智勝浦の旅、二日目。
昨夜ほとんど眠れなかった私。テンション低っ。
めっちゃ低っ。
朝風呂を堪能するつもりがそんな気分には全くなれず。
昨日、お風呂に入りすぎたのね・・・。反省。
そもそもそんなにお風呂好きなのか?あぁ好きさって自問自答してみても
テンションは低いまま。このままこのピーカン空の下、どうやって1日楽しむの私。
ご一緒したじょんたんは何かと気を使ってくれたのだが、とにかく
このだる〜い気持ちと体をすっきりさせるには誰かに八つ当たりするという
方法しか思いつかず、じょんたん人身御供。
すみません、こんな私をお許しください。
でもお腹はすいてた健康BODY。
朝ご飯の時間に合わせてお釜で炊いてくれるご飯が嬉しい。
お釜といっても一人用のミニお釜。
ふちが熱くなっているのでご飯をよそう時には注意が必要なのだ。
しかしお釜を押さえなければ上手くよそえない。むむぅ。どこを持てと??
一人用ミニお釜を何回も経験しているじょんたんがお茶碗でお釜を押さえるという
技を教えてくれる。ミニお釜攻略☆
朝ご飯は量もちょうどよくて少しづつ種類の多いおかずがおいしかった。
万清楼はご飯が◎な御宿だ。
チェックアウトして日曜だけOPENしているという勝浦漁港のにぎわい市場に
行ってみる。漁港の方も水揚げされたマグロなどがずらーっと並べられていた。
漁港で働くおにぃさん達は威勢が良かった。やっぱり海の男はそうでなくちゃ。

にぎわい市場はと言うと・・・近所のJAのお祭りの方がなんぼか活気ありますな。
水揚げされている魚の中にこんな魚を発見。

マンボウとよく似ていて名前もアカマンボウと言うのだが
実際マンボウではないらしい。
にぎわい市場で「アカマンボウはマグロよりおいしいよ」と
おっちゃんがセールストークをしているのを耳にしたが、
思わず心の中で「マジでーっ」と突っ込んでしまった。
市場の一角で干物を売っている。
干物売りのおっちゃんはやたらと試食を勧めてくれるのはありがたいのだが
あのような塩辛いくて歯ごたえのある代物はそうそう食べれるものではない。
試食を強引に勧めるおっちゃんに観光客のおばさまが「のど渇くわっ」と
一刀両断のお断り文句を投げつけていた。さすがのおっちゃんも引き下がってた。
とりあえずこの干物屋でお土産を購入する事に決めて物色していると
おっちゃんの連れ合いと思われるおばちゃんが登場。もちろん強引である。
私達に「どこから来たん?」と聞いてくるも和歌山市内だと知るやいなや
イカでも買って帰ればええわ!!!」となぜか逆ギレ風のリアクション。
いいやん、同じ県内から来てたって(涙)。
海の女も威勢がいいのである。
このあたりから私の底辺をさまよっていたテンションも徐々に回復。
元気になってきた。お次は太地町の鯨博物館へ。
鯨博物館は昔の捕鯨グッズの他、イルカや鯨の胎児ホルマリン漬なども
展示されている。中国からの観光客もチラホラ。
入り江にはゴンドウクジラ、イルカ、シャチなどが飼育されていて
ショーもあり。シャチのお名前はナミちゃん。
シャチに親近感をおぼえたのは初めて。親しみある名前。
ナミちゃんファイト!
鯨博物館をプラプラした後、付近のレストランでランチ。
じょんたんはこの店の看板だと思われるハンバーグランチ、
私は梅しらすペペロンチーノをそれぞれオーダー。
ジャッジとしてはカラビナ > このお店 だな。
カラビナ好きなもんですみません)
お次はこの旅のメインイベント
「ドルフィン・スイム」ジャジャーン。
イルカと一緒に泳ぐんだぉ。
実際、かなりビビリました。
ウェットスーツなんて着た事ない上に足のつかないような
深い海には入った事がない。
またしてもテンションだだ下がり↓↓↓。
このイベント、夏は予約が取れない程の人気だとか。
私が行った日も午前中は貸切で、私が参加した13時からの会も
15人弱のお客さんが参加していた。
4人の参加者にインストラクターさんとイルカが2頭の割りあいで
振分られる。じょんたんと私はどう見ても彼女の方が
圧倒的に活発だろうカップルと一緒の割り振りになる。
彼女、終始はしゃいでいたところをみるとかなりのイルカ好きとみた。
びびっていた私だがやってみるとイルカたん達は人なつっこくて
段々とリラックス。
ゴムのようなつるつるBODYを触ると思わずイルカの名前をチャン付けで
呼んでしまうのだ。「シュリちゃーん」・・・連呼だ。
この日シュリちゃんはどうやらお腹の調子が悪かったようで
私達の目の前であげさげを繰り返す。
イントラクターのおねぃさんがそれに対してコメントがなかったのも
非常に気まずいものを感じた。
一番のクライマックスはコレ↓

イルカのヒレを持ってスイム。インストラクターのおねぃさんに
優しく指導してもらっている私。
海が怖い私はライフジャケットを所望したのだが、
このウェットスーツ自体が浮くように出来ていると説明があった。
確かに浮くのは浮くが体の自由が利かない。勝手に体がクルクル
回ってしまうのだ。勝手に回るからちょっとパニックになる。
泳ぎが得意な人が羨ましい。
スイムの後、自由にイルカとふれあう時間が設けられていた。
人なつっこいイルカ達は「さわってさわって」と私達の方に
やってくる。日頃の毒素が全て流れ出るようだ。
じょんたんはイルカとふれあっている際にイルカボディに蹴りを
2発ほどお見舞いしてしまったらしい。意図的なのだろうか。
イルカのお刺身は食べる、蹴りは入れる、恐ろしい人だ。
メインイベントを終え、一路和歌山へ。
帰りに串本の大島に渡ってみる。座礁したトルコ船を助けた時の記念碑
がありトルコ人(?)の方が経営しているお土産屋さんもある。
地元トルコではこの日本人がトルコ船を助けた話は結構有名らしい。
せっかくなのでトルコアイスを購入し食べた。
のびま〜す。
のどかわきま〜す。
ハイビスカスも咲いていて南国情緒たっぷりの大島。
風も目の前に広がる太平洋も気持ちがいい。
道路からは民家らしきものがほとんど見えなかったが
大島には何人くらい住んでるんだろう。
のどかなところだ。
むかーし、社会人になりたての頃、このあたりに出張で来ていた。
大阪にも出張に行ってたので大阪のお客さんと古座・串本のお客さんの
キャラクターの違いに土地柄を色濃く感じた経験がある。
環境が人を変えるのね。
串本から和歌山まで海沿いを走って4時間弱。
交替で運転しながらの帰り道。
ハイロウズを聞きながら甲本ヒロト先生の話に花が咲く。
あの突き抜けたヒロト先生は絶対独身だとじょんたんと意見一致。
後日調べてみると・・・既婚!きこーん!
軽くショック。
生活感のあるヒロト先生、想像したくなす。
途中、渋滞に巻き込まれる。
その為カラビナでカレーを食べる予定を断念し、マスターのお店へ直行。
旅の話をいっぱいするつもりだったが予想外(?)の混み具合。
ほとんど話す時間もなく退散。今度行ったら聞いてもらおぅ。
楽しい時間はアッという間だね。
でも思い出はEternal。いばら値って何?何のこと?
そう思わせるような週末だった。